札幌旅行、2日目。
朝から晴れたり、雪が降ったりと落ち着かないお天気だった。
今日は北海道の農業発展に貢献した
ウィリアム・スミス・クラーク氏ゆかりの観光所を経て、
藻岩山へ登る予定にした。
まずは、札幌といえばお馴染みであろう、
札幌時計台。
1878年に建築、開校した中央講堂である。
正式名称「旧札幌農学校演武場」の名の通り、演武や
入学、卒業式に利用されていたそうです。
・・・父には「要は視聴覚室 兼 体育館に近い感じ」と
噛み砕いて(過ぎて)説明したら非常に納得してくれた。
まず目につくのが、てっぺんの三角屋根の部分に大きな時計。
そして、モダンな外観。
周りには高層ビル群に囲まれている中、そこだけまるで時間が
止まったように鎮座している。
建造してから今日まで約100年以上、札幌を
見守っていたことでしょう。
札幌時計台の内部を一通り見回り、次はさっぽろ羊ヶ丘展望台へ向かった。
北海道開拓の父とも呼ばれているお馴染みのポーズをした
ウィリアム・スミス・クラークの銅像。
観光客も私の父もクラーク博士と同じポーズをして記念撮影した。
ここでお昼ご飯を食べた。
雪も強くなり、この日は「大寒波」が到来しており、道民でも
寒い1日になると、SNSのメッセージで知った。
幸い、私は以前、函館の旅行へ際に用意した防寒着やグッズを、
今回の旅行に持って行ったので、ある程度の寒さは耐えれる。
しかし、父は防寒着はしているものの、市内ならまだしも、
藻岩山はさすがに無理かもしれないという判断により、
父は晩御飯と兼ねて、大通公園の雪祭りをもう一度見学することにし、
二手で別れることにした。
「俺は行けなくなったけど、代わりにお前が撮った藻岩山の写真を
楽しみにしているぞ」
だんだんあたりが暗くなる中、私一人で
藻岩山へ向かった。
つづく