昼過ぎ頃、羽田空港を出発、1時間半ほどで
新千歳空港に到着。
窮屈な機内から解放され、新鮮な空気を吸おうと
外に出ると、大寒の冷気が私たちを歓迎してくれた。
北の国らしい歓迎である。
「また札幌へやって来たんだ!」とそう実感した。
新千歳空港駅から列車で札幌駅に向かう。
ご当地にとっては普通のことかもしれませんが、
2月の上句ということだけあって、どこもかしこ真白い雪景色。
雪の少ない地域に住んでいる私からすれば、まさに別世界へ
迷い込んだような…そんな気持ちになりました。
札幌駅に到着し、先ずはホテルへ向かい、チェックインを済まし、
部屋に荷物を置いて、父が見たかった「さっぽろ雪まつり」を見に、
大通り公園へ向かった。
この時はもう日も沈み、辺りは暗くなり始めていた。
不慣れな私と父は踏み固められた雪上の上を歩くのが大変だった。
危うく何度か滑りそうにもなった。
(実際に滑って転んだ観光客がいました)
やっとの思いで雪まつり会場に到着した。
この日は-8度という零度以下の気温。
しかし、平日そして、この寒さにも関わらず、たくさんの見学客が
いっぱい埋め尽くされていた。
父が一度見たくて見たくて、ここに来たかった「雪まつり」
どうやって作ったんだ…と思えるほどの雪像がたくさん
並んでいた。
※雪像は上記の写真以外、たくさんありましたが、
載せきれないため、一部となります。ゴメンナサイ!
雪像もいいが、食い意地の入った私は
ご当地の食べ物を食べ歩く。
この寒さの中でホクホクな食べ物を食べるのって、
なんだかより美味しく感じられますね!
大人子供問わず、盛り上がっているイベントを眺めながら、
ご当地の名物料理を頬張っている私に父が上の方を指さした。
その方向に顔を向く。
「テレビ塔へ行ってみたい」
私たちはテレビ塔へ向かった。
そういえばテレビ塔は以前にも来たことがある。
しかし、この時は4月終わりのお昼だった。
今回、「夜」のテレビ塔へ行くのは初めてである。
どんな景色が見られるかな…そう思うと、
今から心がとてもワクワクして来た。
つづく